行政書士の資格は毎年4万人以上が受験する人気の資格です。
それゆえに行政書士の通信講座についても、数ある国家資格の中でトップクラスに選択肢が多いと言っても過言ではありません。
選択肢が多いことは良いことのようにも思えますが、実際にはしっかりとした判断基準を持って通信講座を探さないと、玉石混交の通信講座の中で自分に合った通信講座選びをすることが難しいとも言えます。
どうすれば失敗しない通信講座選びができるの??
というあなたへ、このサイトでは行政書士の通信講座を選ぶ際に見るべきポイントや、行政書士の勉強法や試験本番で使えるテクニックの話まで、行政書士を目指す方へ向けて役立つ情報をお届けしていきます!
ちなみに管理人もやはり通信講座を使って行政書士試験に合格することができました。
その時の経験をもとに、この通信講座なら自信を持っておすすめできると思える通信講座を中心にナビゲートしていきます。
行政書士の通信講座人気ランキング
まずは当サイトからの申し込みが多い人気の高い通信講座のランキングです。
どの通信講座も受講して後悔することのない良質な通信講座ですが、実際に申しこまれる前にはご自分自身の眼でWEBサイトや資料請求で、教材の質や内容を確かめて見て下さい!
1位 フォーサイト
フォーサイトは大手の資格スクールのような知名度はないもの、2004年に通信講座業界に現れて以来、その教材の質の高さとそれに見合わないリーズナブルな価格で、口コミ中心に広まった人気の通信講座です。
フルカラーの初心者でも分かりやすいテキストに、通信講座専用に録画されたハイクオリティな動画講義付で10万円をゆうに切る価格設定は、驚きをもって迎えられました。
当時は「行政書士通信講座の価格破壊」と業界で話題となりました。
当サイト内でも人気の高い、どのような方にも間違いなくおすすめできるハイコストパフォーマンスの通信講座と言えます。
テキスト
オリジナルテキスト(フルカラー)
動画講義
通信講座専用の録画講義(WEB・DVD)
標準学習期間
3~6カ月
単科講座の有無
あり
その他
質問サポートメール(※5回まで無料)
2位 STUDYing(スタディング)
→STUDYing(スタディング)の行政書士通信講座公式サイト
STUDYing(スタディング)は「通勤時間で行政書士になる!」を合い言葉にスキマ時間を徹底的に活用した、スマホやタブレットなどのデジタル機器のみを使用した講座です。
紙の教材を全く使わないという、次世代の通信講座であり、価格もその分約5万円程度と格安講座の代表格のフォーサイトをしのぎます。
テキストはPDF形式での提供となります。
デジタルデバイスに慣れた若い世代の方を中心に人気急上昇中の通信講座です。
テキスト
オリジナルテキスト(フルカラー)※PDF
動画講義
通信講座専用の録画講義(WEB)
標準学習期間
3~6カ月
単科講座の有無
なし
その他
質問サポートはチケット制のオプション
3位 アガルートアカデミー
アガルートアカデミーは、2015年にスタートしたオンライン講義の配信を中心とした資格スクールです。
オンライン中心の通信講座の中でも後発組ですが、それだけに先行の講座を研究し、講義の受講環境の使いやすさや、テキストの見やすさなどにはこだわりが見られます。
テキスト
オリジナルテキスト(フルカラー)
動画講義
通信講座専用の録画講義(WEB)
単科講座の有無
あり
その他
質問サポート(受講生限定のFaceBookグループ内で受け付け)
4位 資格の大原
簿記でお馴染みの「資格の大原」です。
全国各地に校舎をかまえ、例え通信講座の受講生であっても自習室などは自由に使用することができます。
また、分からない点についての質問なども、メールや電話だけでなく直接校舎に行き答えてもらうことも可能です。
通信講座とはいえ、通学講座のメリットも部分的に求める方にはおすすめできる講座です。
大手資格スクールの中でも特にサポート体制がしっかりしている通信講座です。
テキスト
オリジナルテキスト(白黒)
動画講義
教室講義の録画(WEB・DVD)
標準学習期間
6カ月~12カ月
単科講座の有無
あり
その他
質問サポートメール(※10回まで)
5位 クレアール
クレアールは1969年から続く老舗資格スクールのひとつです。
全国に校舎を持つ大手のスクールほどの知名度はないのですが、短期合格に的を絞った独自のカリキュラムと、指導経験が豊富な講師陣の質の高さで評価を得ています。
低価格でワンコース一本勝負の通信専門コースと比べると、自分のレベルに合わせてさまざまなコースを選択できるのもメリットです。
また、価格も大手に比べればだいぶお手頃なところも魅力のひとつです。
ひとことで言えば大手資格スクールなみの学習教材とサポート体制が、通信講座専門の格安のスクールに近い価格で手に入る非常ににバランスの優れた通信講座です。
テキスト
オリジナルテキスト(2色刷り)
動画講義
通信講座専用の録画講義(WEB・DVD)
標準学習期間
3~10カ月
単科講座の有無
あり
その他
質問サポートメール(※回数無制限)
行政書士通信講座ランキング6位~13位
6位 伊藤塾
- 難関法律資格の名門校
7位 TAC
- オンラインWeb対応が比較的充実した国内大手校
8位 LEC
- 法律系資格に特に強い国内大手校
9位 ユーキャン
- 昔ながらの「通信教育」といった内容で動画講義はなし
10位 ヒューマンアカデミー「たのまな」
- クレアールと提携した講座だが割高感あり
11位 資格スクール大栄
- パソコン教室で有名なアビバが運営する講座
12位 東京法経学院
- 東京・名古屋・大阪・福岡に校舎を持つ中堅の資格予備校
13位 藤井予備校
- 月額制のカジュアルな通信講座
なお、ランキング6位以降を含めた全通信講座の概要は以下の記事にてご紹介しています。
行政書士通信講座の費用・料金
各講座の費用・料金は以下の記事にまとめました。
なお通信講座や予備校の料金は申込時期によって変わるため、最新の情報は公式サイトにてご確認お願い致します。
行政書士の通信講座比較ポイント
行政書士の通信講座には、法律系国家資格の中でも有数の受験者数の多さから、大手の資格スクールはもちろん、行政書士専門の資格学校からネット専門のスクールまで数多くの選択肢があります。
その中から自分に合った通信講座を選択することは、しっかりとした基準を持っていなければ、中々難しい作業になるでしょう。
ここでは、そのような行政書士通信講座選びのヒントになるポイントを解説していきます。
まずは自分の学習スタイルから考える
行政書士試験に挑戦するにあたり、通信講座を選ぶ前にまず自分の学習環境や適性をしっかりと把握することは重要なことです。
例えば、同じ1日2時間勉強するのでも、通勤時間などの細切れ時間が大半の方もいれば、しっかりと机の前で2時間を確保できる方もいます。
スキマ時間中心の学習スタイルであれば、スマホでの動画視聴や、音声学習をフル活用するためにWEB学習中心の通信講座を選ぶべきでしょう。
特に、移動が多い営業などのお仕事であればそもそも重たい教材を持ち運ぶこともかなりの負担となるでしょうから、やはりWEB学習をメインに考えざるを得ないでしょう。
比較的時間の余裕がある方であれば、しっかりとした分量のあるテキストをじっくりと読み込むタイプの大手の資格スクールでも挫折なく学習を進められるでしょう。
また、そもそもテキストなどをスマホやタブレットで読むことに抵抗があるようであれば、テキストをPDFのみで提供するタイプの通信講座は最初から選択肢に入らないことになります。
あなたの学習スタイルに合った通信講座は必ず存在します
ありがたいことに、行政書士は非常にメジャーな資格であることから、あなたの学習スタイルに合った通信講座はほぼ間違いなく存在するでしょう。
となれば、後は自分なりの判断基準を持って、なるべく効率的に通信講座を探し、学習をスタートさせるのみです。
ひとことで「通信講座」いっても、テキストの分量やスタイル、講義動画の講師のタイプ、質問などに対するサポート体制など、驚くほどの違いがあるものです。
主に比較検討すべきポイントとしては
- テキストや講義動画などの教材
- オンラインWeb通信講座
- サポート体制
- 価格
といった点になるでしょう。
テキスト・講義動画などの教材は通信講座選びの肝となる最も重要な点です。
テキストや講義の講師については、自分との相性が何よりも重要なので、必ずWEBサイトや資料請求で自分の目で確認しておきましょう。
動画講義などはホームページでチェックできる場合も多いですが、テキストなどの教材の実物のサンプルの取り寄せが可能であれば面倒がらずに申し込みましょう。
オンラインWeb通信講座は講座のオンライン対応度でeラーニングシステムの有無や内容のことです。
また、サポート体制は特に質問対応の可否が要チェックです。
質問対応自体を行わないスクールもあれば、回数制限の対応、無制限に質問を受け付けるところまで、さまざまであり、また講座の価格にも影響し易いポイントです。
質問対応の必要性は人によってさまざまですから、予算との兼ね合いではカットしても良いかもしれません。
価格ありきでのチョイスは避けるべき
最後に価格ですが、あくまでも自分の学習スタイルと合う点を優先させて通信講座を選び、価格ありきで講座選びを行うことは避けるべきでしょう。
なぜならば、価格ありきであまりしっくりこない通信講座を選び、結果的に不合格となってしまうことこそ最もコストパフォーマンスが悪い通信講座選びとなってしまうことです。
資格試験においての最大のコストは通信講座などの教材費ではなく、学習に費やす時間そのものといっていいでしょう。
約700~800時間もの大切な時間をさまざまなものを犠牲にして、つぎ込むのですから、納得の行く通信講座を選び短期合格を目指すことが、なによりもコストパフォーマンスの良い選択となるでしょう。
ここからはそのような点をふまえ、当サイトで人気の講座をテキスト・講義教材・サポート体制の観点から比較していきますので、通信講座選びの参考にしてください。
行政書士通信講座人気ベスト5を比較する!
ここからは実際に人気の通信講座の内容をポイント別に比較していきます!
教材を比較する!
講座名 | テキスト | 動画講義 |
フォーサイト | オリジナルテキスト(フルカラー) | 通信講座専用の録画講義(WEB) |
STUDYing(スタディング) | オリジナルテキスト(フルカラー)※PDF | 通信講座専用の録画講義(WEB) |
アガルートアカデミー | オリジナルテキスト(フルカラー) | 通信講座専用の録画講義(WEB) |
資格の大原 | オリジナルテキスト(白黒) | 教室講義の録画(WEB・DVD) |
クレアール | オリジナルテキスト(2色刷り) | 通信講座専用の録画講義(WEB・DVD) |
テキスト
行政書士試験の学習を進めていく上で、教材の中でもテキストはその中心的存在です。
初めて行政書士の勉強をする方が、ぱっと見て理解しやすい、分かりやすいと感じられるのは、白黒よりも2色刷りやフルカラーのテキストでしょう。
とはいえ、テキストに書き込みをがんがんしていくタイプの方にとっては白黒の方が使いやすいという意見もあります。
なお、STUDYing(スタディング)はテキストがPDFのみの提供となるため、書き込み派の人は、プリントアウトして使うか、ノートを用意するなどする必要が出てきます。
このあたりは、好みの部分も大きいので、テキストのサンプルは必ずサイトなどで確認しておきましょう。
動画講義
通信講座か独学よりも圧倒的に短期間で合格しやすい大きな理由のひとつは、講義動画があるからです。
テキストとリンクした動画講義によって目と耳から知識を取り入れるのと、単純にテキストを読むだけでは、知識が定着するスピードや理解度に大きな開きが出てきます。
講義動画で確認したいのは、その動画が通信講座専用にスタジオで収録されたものかどうかです。
画質や音質だけでなく、カメラアングルや講義の内容そのものまで、教室での講義を収録したものと通信講座のためだけに作られたものでは分かりやすさはかなり違います。
その点でいえば、資格の大原はちょっと残念です。
なお、STUDYing(スタディング)の講義教材はWEBのみでの提供なので、インターネット環境が弱い方は要注意です。
オンラインWeb通信講座を比較する!
講座名 | eラーニングの内容 |
フォーサイト | ManaBun(マナブン)
|
STUDYing(スタディング) |
|
アガルートアカデミー |
|
資格の大原 |
|
クレアール |
|
各通信講座ともWEBでの動画講義視聴は可能です。
また、ネットを活用した学習システムを用意している講座はフォーサイト・スタディング・クレアールの3講座です。
フォーサイトでは、WEBテストに加えテキスト閲覧、単語帳、スケジュール管理などをオールインワンのシステムで提供しています。
スタディングについては、そもそもオンライン上のeラーニングのみで学習が完結できるように設計されているため、インプット学習からアウトプットまで、全ての学習をひとつのシステム上で学習を進めることができます。
クレアールは講義視聴プラスWEBテストというオーソドックスなeラーニングシステムの提供です。
アプリでも使えるのでスマホ学習もばっちりです。
通信講座が行政書士試験チャレンジの王道とも言える状況となったのは、なんといってもWEB学習システムの充実によるところが大きいでしょう。
したがってeラーニングシステムの内容はかなりの重要比較項目です。
サポート体制を比較する!
講座名 | サポート体制 |
フォーサイト |
|
STUDYing(スタディング) |
|
アガルートアカデミー |
|
資格の大原 |
|
クレアール |
|
独学にない通信講座のメリットのひとつが、テキストや講義だけではどうしても分からない点や、勉強の進め方を質問できることや、自習室の利用などのサポート制度です。
なお、STUDYing(スタディング)だけは質問サポートがチケット制のオプションですが、価格を考えれば仕方ないところでしょう。
質問サポート無制限対応はクレアールとアガルートアカデミーです。
フォーサイトは5回の制限付です。6回目以降は1回ごとに500円かかりますので、ご注意を。
まあそれでも、フォーサイトと大手スクールの価格差を考えれば、多少質問回数が増えたとしても、フォーサイトの方がコスパがいいかも・・・?
自習室が使いたい、教室講義も受講したいというフルサービス派は資格の大原をどうぞ!
費用・料金を比較する!
さまざまな通信講座の内容を踏まえ、最後に確認すべきが価格が妥当なものかどうかです。
まずは、ざっくりとした各通信講座の価格帯を下図でご確認下さい。
主な行政書士通信講座の主要価格帯の比較チャート
おおむね、基本的な総合コースの価格帯はこのようなります。
また、主要な通信講座の代表的なコースとその一般価格は以下の通りです。
ちなみに一般価格というのは、いわゆる定価のことです。
講座名 | 代表的な講座 | 一般価格 |
フォーサイト | バリューセット2(基礎+過去問+直前対策講座) | 76,800円 |
STUDYing(スタディング) | スタンダード | 44,000円 |
アガルートアカデミー | 入門総合カリキュラムライト | 228,800円 |
資格の大原 | 入門合格コース | 193,000円 |
クレアール | 完全合格カレッジコース | 169,000円 |
伊藤塾 | 行政書士合格講座スタンダードコース | 238,000円 |
TAC | プレミアム本科生Plus | 264,000円 |
LEC | パーフェクトコース | 245,000円 |
ユーキャン | 行政書士講座 | 63,680円(3,980円×16回払い) |
ヒューマンアカデミー「たのまな」 | 行政書士(安心合格)講座 | 277,200円 |
資格スクール大栄 | 行政書士ForYou合格コース | 283,470円 |
東京法経学院 | 行政書士 新・最短合格講座 | 94,100円 |
藤井予備校 | 行政書士講座 | 月額3,828円 |
そして各通信講座とも、「早割」や「再受講割引」、「他資格保有者割引」などさまざまな割引制度があるので、その割引制度を踏まえてまずは現在の価格を確認します。
通信講座の場合、一般価格と呼ばれる定価で購入することはほとんどありません。
どうしても試験時期と販売時期の関係で価格が変動するので、いわば「時価」のようなところがあり中々分かりづらいのが困りものです。
管理人の考えでは、多少の価格差よりもなるべく早く勉強をスタートさせることを優先して「思い立ったが吉日」で割り切ることも必要だと思っています。
通信講座の費用・料金が時期によって変わる理由
試験が年に1回であることが多い国家資格の場合、来年以降用の講座の販売は今年の試験日の少し前であることが多いです。
今年の試験日が過ぎると来年の試験までの残り時間の減少と伴に需要(=売上)が減り始め、価格もそれに応じて下がっていきます。
当然ながら試験勉強に必要な時間が確保できなくなる試験の数カ月前になると、需要はゼロとなり販売終了となります。
このようなサイクルがあるため通信講座の価格は時期によって変わるというわけです。
しかし、実は本当の費用を知るためにはこれらの割引後の価格の比較だけでも不十分です。
本当の費用を知るためにさらに確認すべきこと
最終的にどれだけの費用がかかるのかを知るためには、以下のポイントを確認することが必要なのです。
- 延長受講制度
- 合格お祝い金
- 教育訓練給付
重要な比較ポイント「延長受講制度」
年に1回しかチャンスが無い行政書士の試験では、一発合格するか複数年受験になるかで最終的なコストは当然大きく変わってきます。
このときに大事なのが、延長受講制度です。
もちろん一発で受かるに越したことはありませんが、やはり延長受講制度の有無で、費用面での安心感がかなり変わってきます。
例えば、クレアールでは「安心保証プラン」というオプションを購入することで翌年も受講が可能です。
ちなみに初年度で無事合格すれば、未受講分の受講料は全額返金されるので無駄な費用が発生することもありません。
また、このプランでは初年度の行政書士試験受験料をクレアールが負担してくれるというオマケもあります。
このような制度は格安のオンライン専門スクールには無い場合が多いのでよく確認しておきましょう。
その他のスクールでも「再受講割引料金」として2年目以降の割引があるところがあります。
合格お祝い金も比較すべし
合格お祝い金とは、文字通りその通信講座を利用して合格を勝ち取った方に送られるお祝い金のことです。
対象のコースに申し込み、合格証プラス合格体験記の提出でお祝い金がもらえるというパターンが多くなっています。
また、合格体験記等は基本的にその通信講座のサイトなどで公表されます。
なおアガルートアカデミーでは合格者インタビューへの出演というハードルはあるものの、合格祝い金5万円分もしくは受講料全額返金というとんでもない特典があります。
合格お祝い金等がある通信講座 | 内容 |
フォーサイト | 【対象講座】 バリューセット1~3 【条件】 アンケート・合格体験記 【金額】 Amazonギフトコード2000円分 【その他】 バリューセット3のみ不合格時に全額返金 ※試験本番で合格点の85%以上など諸条件あり |
STUDYing(スタディング) | 【対象講座】 ミニマム・スタンダード・フル 【条件】 合格体験記 【金額】 1万円 |
アガルートアカデミー | 【対象講座】 入門総合カリキュラムフル・ライト 中級総合カリキュラムフル・ライト 上級総合カリキュラムフル・ライト 【条件】 合格体験記・合格者インタビュー 【金額】 合格お祝い金5万円分(Amazonギフトコード)or全額返金 |
クレアール | 【対象講座】 カレッジスタンダードコース 完全合格カレッジコース 【条件】 合格体験記 【金額】 2万円 |
その他の通信講座も期間限定で合格お祝い金をする場合があるので、各講座のキャンペーンページをよく確認しておきましょう。
使える人は必ず使いましょう、教育訓練給付金
最後に使える方は限られますが、雇用保険の教育訓練給付金も受講費用を抑えるための有力な方法です。
教育訓練給付金とは、受講開始日(教材発送日)に、雇用保険の一般被保険者であった期間が、通算3年以上(ただし、初回の利用に限り1年以上)ある方が対象となり、最大で実際に支払った学費の20%(ただし、10万円が限度)が支給される制度です。
なお、全ての通信講座に教育訓練給付金対象講座が存在するわけではなく人気ベスト5の講座の中では、STUDYing(スタディング)には対象講座がありません。
また、各通信講座とも教育訓練給付は使えるコースは限られているため、要確認です。
行政書士通信講座人気ベスト5を比較する!まとめ
ここまで、通信講座を比較する上でポイントとなるテキスト・講義教材・jオンラインWeb通信講座・サポート体制に加え、価格や費用についてもチェックしてきました。
教材自体は、各通信講座ともレベルは高いため、その他の部分で比較すると
Aタイプ とにかくコスパ重視! 教材はデジタルでノープロブレム。という方向け
Bタイプ 実績豊富な大手スクールで、手厚いサポートを受けて勉強したい方向け
Cタイプ AタイプとCタイプの中間型
アガルートアカデミー ※ややAタイプ寄り
クレアール※ややBタイプ寄り
のような分類となるでしょう。
もちろん一番大切なのは実際の教材との相性ですから、公式サイトや資料請求で教材のサンプルの確認はマストです!
それでは、このサイトを参考にして、行政書士試験に見事合格されることを祈念致しましてひとまずお別れです!!ファイトー!!!
行政書士試験とは
【動画】行政書士試験ってどんな試験?
行政書士試験の概要
行政書士の資格を取得するための国家試験で、総務大臣が定めるところにより、都道府県知事が行います。
試験の運営は、都道府県知事から委任された行政書士試験研究センターが行っています。
受験資格 | 年齢、学歴、国籍等に関係なく、どなたでも受験できます。 |
試験の申込み期間 | 毎年8月1日~約1カ月間 ※郵送とネット申込みでは受け付け期限が異なりますのでご注意下さい。 |
試験日 | 例年11月の第2日曜日 午後1時~午後4時(3時間) |
受験手数料 | 10400円 |
試験中持ち込めるもの |
※問題用紙に用いる蛍光ペンの使用可 |
合格発表日 | 翌年1月末頃 |
2024年(令和6年)度の行政書士試験スケジュール
受験申請受付期間
- 令和6年7月29日(月)~令和6年8月30日(金)
試験日程
- 試験日 令和6年11月10日(日)
- 合格発表 令和7年1月29日(水)
試験科目
行政書士の業務に関し必要な法令等 |
|
行政書士の業務に関連する一般知識等 |
|
配点と合格基準
科目 | 試験方式 | 問題数 | 1問あたりの配点 | 満点 | 合格基準 |
法令等科目 | 5肢択一式 | 40問 | 4点 | 160点 | 122点以上 |
多肢選択式 | 3問 | 8点 ※ア~エの空欄1つにつき2点 | 24点 | ||
記述式 | 3問 | 20点 | 60点 | ||
一般知識等科目 | 5肢択一式 | 14問 | 4点 | 56点 | 24点以上 |
合計 | 60問 | 300点 | 180点以上 |
※問題の難易度により、補正的措置が採られることがあります。
試験の免除
弁護士・弁理士・公認会計士等の士業資格保有者、国家・地方公務員で行政事務に携わった期間が20年以上の者は試験が免除されています(行政書士法2条)。
行政書士試験の難易度・合格率・勉強時間
行政書士試験は例年合格率が10%程度の難関資格です。
合格までに必要な勉強時間は約700時間と言われますが、このあたりは個人差がかなり大きいです。
一般的には半年~1年程度の勉強期間を取って合格する方が多くなっています。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
行政書士試験で独学は可能か
結論から言えば行政書士試験に独学(※ここでは通信講座などを使わずに市販のテキストなどのみで勉強すること)は可能です。
しかし、間違いなく通信講座を利用した場合に比べて合格までの道のり=時間は長くなります。
この点については以下の記事にまとめたのでご覧ください。
行政書士試験における独学と通信講座の比較
行政書士の試験にチャレンジするにあたって、独学を選ぶのか通信講座を選ぶのかという点で迷われている方もいると思いますので、ここで両者を比較していきましょう。
教材 | 独学 | ・万人向けに網羅的な分厚いテキストになりがち ・動画講義がないのでインプット学習の効率が悪い |
通信講座 | ・テキストと動画講義がリンクしており、インプット学習の効率が高い | |
学習環境 | 独学 | ・学習中に分からない点があっても、自力で調べる必要があり、時間効率が悪い上に正確性にも不安が残る |
通信講座 | ・各通信講座ともインターネットでのEラーニングや講義配信に力を入れており、いつでもどこでも本格的な学習が可能 ・質問サポートを行っている講座であれば、学習中の疑問点もすぐ解消できる | |
費用 | 独学 | ・約2万円~3万円程度 |
通信講座 | ・5万円以下~20万円前半までさまざま。自分に学習スタイルに合わせて選択可能 |
現在ではネット環境の充実や、スマホの普及で格安のオンライン専門通信講座も複数存在し、独学とさほど変わりない程度まで価格が下がってきています。
この状況で数万円程度の差額を惜しんで一番大切な「時間」という資源を無駄にするという選択肢はどうしてもおすすめできないと思うのです。
行政書士試験の勉強法
行政書士試験に短期合格するには、やみくもに勉強をするよりもしっかりと合格までのロードマップを具体化して、効率的に勉強をしていく必要があります。
サイト内の記事では、さまざまなポイントから勉強法のコツをまとめています。
行政書士試験合格への戦略と思考法
いきなり試験勉強を始めるよりも、行政書士試験の内容をよく知り、ある程度具体的な学習スケジュールを決めてから勉強を始めることが結局は効率的な勉強法につながります。
行政書士試験の勉強をする上で知っておきたいこと
行政書士試験合格後のはなし
行政書士試験に合格した後にもやるべきことはたくさんあります。
参考までに以下の記事もご覧ください。
行政書士とは
行政書士の業務範囲は広大!
行政書士とは、都道府県、市役所、町や村役場、また各省庁や警察署などの行政機関に届け出の義務がある書類の作成と提出を代行することができる資格です。
扱うことができる書類の幅は非常に広く、1万種類を超えると言われています。また、取り扱う書類の種類は大きく以下の3種類に分類できます。
官公署に提出する書類
- 建設業許可関係
- 飲食店営業許可関係
- 風俗営業許可関係
- 運転事業許可関係
- 外国人の出入国関係 等
権利義務に関する書類
- 遺産分割協議書、
- 各種契約書(贈与、売買、交換、消費貸借、使用貸借、賃貸借、雇傭、請負、委任、寄託、組合、終身定期金、和解)
- 内容証明
- 会社設立の定款 等
事実証明に関する書類
- 実地調査に基づく各種図面類(位置図、案内図、現況測量図等)
- 会計帳簿
- 貸借対照表・損益計算書等の財務諸表
- 資格証明 等
これらの書類を法律知識と実務のノウハウを武器に、個人や法人が直接申請するよりも、より確実に短期間で申請することが行政書士の主な仕事です。
行政書士の働き方
このように広い範囲をカバーすることのできる行政書士資格ですが、実際には特定の2~3程度の専門分野を決めて営業をする場合が多いようです。
例えば、
- 建設業業務と宅建業務
- 風俗営業業務と種類販売業務
- 相続業務と後見業務
- 外国人入管業務
などといったような形です。
このように専門を絞ることには、短期間でノウハウを身につけて専門家としての力をつけられるとともに、顧客に対しても「何ができる人か」がはっきりして、営業活動がうまくいきやすいというメリットがあります。
行政書士の将来性
行政書士の職務の幅は広いため、その時々で有望な分野が移り変わっていく特徴があります。
今なら、
- 高齢者の急増に伴う、後見・相続業務
- 労働マーケットの国際化に伴う、外国人入管業務
- 外国人観光客の増加を見込んだ旅行業登録申請業務
- 環境問題意識の高まりに伴う産業廃棄物業務
などのビジネスチャンスが広がっていると言われています。
時代に合わせてアンテナを働かせて新しい業務にチャレンジしていけることも行政書士の魅力かもしれませんね!
その他、行政書士については以下の記事もご参照ください。