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ラスト1か月で合格を引き寄せよう
10月も中旬に入ると行政書士の試験まで1カ月を切ります。
この時期にやっておくべきことは、それぞれの学習の進行状況によってさまざまですが、最後の1カ月をどう過ごすかが合否に与える影響は大きなものがあります。
試験直前1カ月はそれまでの1カ月とは価値が違う
行政書士試験の学習期間は一般的に6カ月~1年程度の場合が多いようです。
とはいえ、学習を始めた頃の1カ月と試験直前1カ月の持つ意味は同じ1カ月でも全く異なります。
もしあなたが学習に1年かけるとすれば、本試験の1年前に得た知識と、1カ月前に得た知識では、試験当日に引き出せる可能性があるのは当然1カ月前の知識でしょう。
また、試験直前はモチベーションもあがり、いわゆる最後の追い込みで集中力の高い状態を維持しやすいことも学習効率をアップさせてくれる要素です。
最後の1カ月に何をするべきか
学習の進行状況によって、最後の1カ月にするべき内容は異なりますが基本は法令の択一式、法令の記述式・一般知識等の試験科目全体をまんべんなく何回転かさせて、知識の精度をあげる勉強法が良いでしょう。
この時期の学習については、弱点の強化というより、確実に点を取れる知識をしっかりと固めることが得点につながる可能性が高いでしょう。
間違っても新しいテキストや問題集に手を出すようなことだけは避けてください。
模試を受ける、または予想問題集を解く
また、資格スクールの模擬試験は10月初旬までにはほぼ終了します。
模試を受けた方以外は、1カ月前には試験予想問題集などを使って、実際の試験時間と同じ時間を使い問題を解く時間配分のシュミレーションは何度かしておくべきでしょう。
なお、試験1カ月前で模試の結果などが合格ラインから遠い場合でも、行政書士試験の場合は、この1カ月の追い込み次第では合格の可能性はいくらでもあるので、あまり結果は気にしないでください。
貴重な1カ月を最大限に活かして合格を手に
最初に述べたように、最後の1カ月は最も学習効果の高い時期です。
この時期の努力はやればやっただけ試験での得点になって返ってきます。
ここまで、あまり勉強に集中できなかった方でも、できうる限り学習時間
を確保して、合格を勝ち取ってくだいね!!