行政書士試験における模擬試験活用法

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模擬試験の選び方

模擬試験は単にアウトプットの学習法のひとつというだけではなく、本試験の時間配分などのシュミレーションや自分の弱点やレベルを把握できる効果的な学習法です。

模試には資格スクールが主催する会場受験の模試と、書店で手に入る市販の模試があります。

市販の模試は1500円~2000円くらいの手頃な価格で、2~3回分の本試験予想問題が入っているものが多いようです。

選び方としては、過去問題集、練習問題集と同様に解説が充実しているものに加え、より本試験に近いものという観点から、マークシート形式の解答用紙がついているものが良いでしょう。

なお、市販の模試でもある程度の時間配分や弱点の把握はできますが、本試験独特の緊張感の中でのシュミレーションができるという意味では、やはり会場受験の模試の方がおすすめです。

特に初めて行政書士試験にチャレンジする方には、かなりメリットが大きいのでぜひ時間を作って受験してみてください。

また、会場受験の模試の難易度は本試験の難易度にかなり近く設定されているのですが、市販の模試はやや易し目になっていることも多いため、自分のレベルの把握という意味でも会場受験が適しているでしょう。

夏の模試と秋の模試

会場受験の模試は早いところで、7~8月くらいから始まり、試験直前期の9月~10月にピークを迎えます。

夏の模試は、初学者であれば学習の進捗度の確認に、受験経験者であれば実戦感覚を取り戻すために最適です。

対して、本試験直前期の模試は、まさに試験の最終シュミレーションのようなものなので、

  • 誰でも正答できるような問題に取りこぼしはないか
  • 時間配分は最適だったか
  • 必要以上にひとつの問題にこだわりすぎていなかったか

というふうに、内容にこだわった受験をしましょう。

なお、もちろん模試で良い点数がでればよいのですが、仮に点数が低く合否判定が悪くても気にする必要はありません。

実際合否判定DやEから逆転した例などいくらでもありますので、しょせん模擬試験と思って、気にせずに日々の学習に邁進しましょう。

市販模試と会場模試をうまく使い分ける

模擬試験は余裕があれば複数回受けるのが理想ですが、何度も会場受験の模試を受けるのは大変でしょうから

  • 夏くらいに市販の模試で問題の解き方や時間配分をシュミレーションしておく
  • 秋の会場受験の模試を「本番のつもりで受験」し、最終調整する

というやり方がおすすめです。

模擬試験は、本試験に向けてのさまざまな準備がまとめできる一石二鳥の効果的な学習法です。

ぜひこの記事を参考にうまく学習計画に取り入れてみてくださいね!